今週も合同会社青山が心と体の為の健康情報をお伝えします。

メンタルにはトレーニングの質と量は問題ではない

データを分析したところ、筋トレにはほぼ例外なく、うつの症状を軽減する効果が見られたました。

それは実験開始時点で正式にうつ病の診断を受けていたかどうかとは関係なかったです。言い換えると、当初からうつを抱えていた人がウエイトトレーニングをすると気分が上向くということであり、精神的に健康だった人であれば心が落ち込む可能性が低くなるということです。

最も興味深いと言えるのが、トレーニング量の多寡はどうでもいいらしいという点です。ジムに行くのが週に2日であろうが5日であろうが、また同じ運動を繰り返す回数が多かろうが数回だろうが、効果はほとんど変わらなかったのです。また、性別や年齢による効果の違いも見られなかったのです。

筋肉モリモリになる必要もなかった。筋力の増加と、うつの軽減具合との間に相関関係はなかったのです。大事なのはジムに足を運んでトレーニングをする、それだけだったのです。

有酸素運動をするグループを別に設けた研究は少なかったため、筋トレとの効果を比較するのは困難でした。だが、そうした研究を総合して分析した結果からは、筋トレも有酸素運動もうつへの効果は類似していることがうかがえました。どちらも症状を軽減させる効果があり、効果の大きさも同じくらいだったのです。

量や質の問題では無く筋トレ、有酸素運動が鬱に効く結果となったなりました。

やったりましょう！