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8.272017
合同会社 青山 交通事故治療
ブログ担当青山です。
「事故にあった直後は平気だったのに、日にちが経ってから徐々に痛み出した…」
あなたもこのような症状で悩んでいませんか? 交通事故の後遺症といえば一番多いのが「むち打ち症」。
毎年、100万件近くの交通事故によるケガの大半はむち打ち症だと言われています。そこで、むち打ち症にはどのような症状や種類があり、整骨院ではどのような治療が行われるかについてお伝えします。
むち内の70~80%は「頸椎捻挫型」
「むち打ち症」とは、首が何かの衝撃により、まるでムチのようにしなったことで発生する症状のこと。正式には「外傷性頚部症候群」と呼ばれ、6つの型に分類されています。
(1)頸椎捻挫型
・むち打ち症の約70~80%が該当。
・首の筋肉や靭帯などが一時的に引き伸びてしまう。
・首を伸ばすと首の後ろや肩の痛みが強くなり、頭痛やめまいが出ることも。
・事故以前の状態に回復するには長時間かかることが多い。
(2)根症状型
・首の骨がズレてしまうことで骨の中を走る神経が圧迫されダメージを受けてしまう。 ・指先などの末端神経に鈍い痛みやしびれなどがあり、首を回したり、くしゃみや咳をしたりすると症状が強くなる。
・放置しておくと症状が悪化することも。
(3)バレ・リュウー症状型(後部交換神経症候群)
・頸椎に通っている交感神経がダメージを受けてしまう。
・頭痛、耳鳴り、めまいや吐き気、不眠、眼精疲労、集中力の低下などが現れる。
・動悸や目のかすみ、発汗などもあり診断や治療が難しいとされている。
(4)脊髄症状型 ・脊髄や下半身の神経がダメージを受ける。
・下半身のしびれや知覚異常、膀胱や直腸の機能低下により便や尿が出にくくなることも。
・歩行障害になることもあり、後遺障害として残る可能性が高い。
(5)脳髄液減少型
・クモ膜(脳と脊髄を覆う髄膜のひとつ)が破れてしまうことで脳脊髄液が漏れて減少してしまう。
・症状はさまざまで初期には頭痛が起きることが多い。
・診断が難しく発見が遅れることも多い。
前後より横から追突されたほうが重症になりやすい
このように、「むち打ち」といっても種類によりさまざまな症状を引き起こし、脊髄症状型のように歩行障害になってしまうこともあるだけに、早めの対応と適切な治療が必要となります。
正面からの追突ならば、ぶつかることがわかるため被害を最小限に食い止められ、後ろから追突された場合も、ヘッドレストがあるので首は前方に大きく曲げられるものの、揺り戻しは少なくて済みます。
ただし、横から追突された場合、首は左右に大きく振られてしまうため被害は大きく、首を骨折、脱臼したり、重症になると脊髄の神経にダメージを受けたりする可能性も少なくありません
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